BLOG ブログ

2016 ミラノサローネ 第八弾 二日目編
2016.06.12
新着情報

お世話になります。

栗田家具の栗田です。

二日目編の続きとなります。

まず、今さらながらですが、
ミラノサローネの会場全体図を張り付けておきます。

家具の展示会場は、9・11・13・15・22・24号館以外となります。
この9・11・13・15号館は、キッチンと照明が毎年交互に展示をします。
ちなみに今年はキッチンの年でした。
22・24号館は、バスルームの展示となります。
全体図で見ると、あまり大きく見えませんが、
1つの館が信じられない位大きいです。
本編に戻ります。
20 & 16号館を後にして、その下の18 & 14号館に移動しました。
まずは、18号館から、
正直、18号館は、あまりピンとくるメーカーが無いな~と思って、
歩いていると、何故か、フラッ~とこのメーカーに入ってしまった。
SAPORINI社
ソファーは、数点ほど悪くないデザインがあり、
クオリティーも、悪くなさそう。
でも、Matera(南イタリア)なので、それなりだとは思います。
見ていると、すぐにスタッフに話しかけられ、
何故か、かなりの長話に、
このメーカーは、3人のオーナーがおり、
その3人それぞれが、南イタリアの有名ソファーメーカー出身だとのこと
肝心の値段を聞いたら、
なんと、非常にこなれたお値段(予想よりも)、
なかなかいい出会いだとは思いました。
Model-Tivoli
このソファーが、一番良かった

Model-King
重厚感があり良いソファーです

お値段は、非常に魅力的でしたが、
もう少し、気に入るモデルがあれば良いんだけどな~
もう少しデザイン性がほしいな~
と思いました。
でも、将来性が楽しみなメーカーです。
正直、18号館は他にいい処が見つからず、
隣の14号館へ、
そこで、見たのが、今回の1番の目的でもあったメーカー
Calia Italia社
結構前から、気に入っているメーカー
やはり、南イタリアのMateraなので、
実際の品質は、まあ悪くない方だと思いますレベル
でも、充分、良い品質です。
それ以上に、デザイン性が素晴らしい

多分、新作のモデル
座り心地も非常に良かった

Model-Romeo
このモデルが、とにかくお気に入り
非常にカッコいいです

Model-Cosmo
このソファーも非常に良い

個人的に好きな総ボタン止めのソファー
でも、デカすぎる~
このメーカーをオーダーするために、
イタリアに来たようなもんなのですが、
今は、まだ2日目、他をじっくりと吟味してから~
と言うことで、革のグレードなどもチェックし、
見るだけにして、Calia Italiaを後にしました。
その次、
ALPA社
やはり、南イタリアのBari Altamuraのメーカー
このソファー大きいが
カッコよかった~

この手のソファーは、
日本人は好みそ~

デザイン性は、非常に良いと思った、

品質は、まあ普通だろ~
ここと、Calia Italiaなら、Calia Italiaの方が良いかな~

で、すぐその近くにあった
Sofa Form社
ここは、北イタリア Vareseにあるメーカー
デザイン性は、Calia Italiaの方が上だとは思うのだが、
何故か、惹かれる質感を持っている。
やはり北イタリアのメーカーは違う?
自分の中での先入観が強すぎるだけなのだろうか?

Model-OSLO
このソファーかなり気に入りました

座り心地も非常に良い

Model-ALBERT
このソファーも綺麗だ~

Model-GEORGE
迫力があってカッコイイ~

ヌバックを使っているので、凄く質感が良い
このソファー
背クッションの位置が変えられる様になっている
よく考えられてるな~ 面白い

アームの部分にファスナーがついており
そこを外すとドリンクホルダーが出てくる
ま~あんまり必要ないけどね~

話をしたら、
元々は、ソファーベット専門のメーカーだったとのこと、
ソファーベットは、日本では、大塚家具とフランスベットが
よく取り扱ってくれたと言ってました。
今は、全く日本とは取引がないらしい。

ここ数年、ソファーベットではなく、
通常のソファーに力を入れているとのこと。

ただ、どのモデルでもソファーベットに出来るらしい。

肝心の値段だが、
当然、Calia Italiaよりは高い
高級ソファーの値段になるのだが
べらぼうな値段ではない。

北イタリアのメーカーでは、値段は安い方、
実際の品質は、すこぶる良い。
う~ん、悩む~

個人的には、Sofa Formの品質に惹かれるが、
売れやすいのは、Calia Italiaだと思う。

悩もう~、とことん悩もうと決意し、
色々聞いてSofa Formを後にしました。

で、気が付くと、もうすでにお昼は過ぎており、
流石に小腹がすいたので、昼食に
サローネに来たら定番のあれでしょ~

Pizza マルゲリータ
サローネの会場に来たら必ず食べる
このPizza、不思議と美味しく、量もあり、
大満足です。
炭酸水付きで、€4.9です。
日本円で、600円位かな~
さ、お腹もふくれたし、後半戦、頑張ろう~
モダンばかり見ていたので、
クラシックを見ようと、2 & 4号館へ
まず、4号館から
DBF社
Como Cantuにある、
木枠ソファーメーカー
現在は、箱物・ダイニング等の
生産もしています。
このTVボード
凄く良いが、値段がやはり高い

この新作のソファーもすごく良いが、
ソファー3人掛けだけで、
240~250万位してしまう
DBF社は、すごく良いメーカーですが、
やはり高すぎる~
CDカタログを貰い、結局見るだけに
そのすぐ近くに、
Fratelli Radice社
Radice社は、当社が非常に長年取引をしていた、
当社でもメインの最高級メーカー
ただ、現在は、値段が高すぎて
全く手が出ないのが現状です。
この新作のTVボード
もの凄く良い~
茶色とアンティークホワイト色の組み合わせ
なんとも言えない高級感です

シンプルなソファーですが、
実物は、すごく良いですよ~
シートクッションも分かれ目が無く
非常に硬い仕様で、座り心地もOK

このコーヒーテーブルも
TVボードと同じ仕様
もの凄く良いですね~

白色の塗装ですが、
すべてハイグロス(光沢あり)仕様
クラシックに少しモダンな雰囲気をだした仕様
なんですが、どうも今、新しい感じを模索中みたいです

このマーブル調にペイントされたピンク色の仕上げ
これ売れるの~と聞いてしまう商品です

Fratelli Radice社は、
当分取引無い状態ですが、
非常に丁寧な対応でした。

値段、考えるので当社の商品を再検討してくれ
とのことですが、それでもとんでもない値段なので、
当分、難しいでしょうね~
カタログ等を貰い、Radiceを後にしました。
第八弾はここまでとなります。
二日目編、あと二回くらいですかね~。

contact