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William Merrell Vories(ヴォーリズ)
2012.03.23
新着情報

こんにちは

冬から今ごろまでの空気が乾燥する時期に
欠かせないのが、これ

ちょっと油断すると口を開いた時に唇が切れて、
これがまた痛いこと…。

ところで、このメンソレータムは、
私が大好きな建築家と
大きな関係があります。
WIlliam Merrell Vories 
 ( ウィリアム メレル ヴォーリズ )

アメリカで生まれ、英語教師として来日し、
滋賀県の近江八幡に
ヴォーリズ合名会社( 後の近江兄弟社 )の
創設者のひとりとしてメンソレータムを広く普及させる。
また一方で建築家としても多くの
西洋建築の作品を日本国内に残しています。

私がヴォーリズを知ったのは、
以前の職場の建物が彼の作品だったこと。

昭和13年に建てられたスパニッシュコロニアルスタイルの洋館。

私が初めてこの洋館に出遭ったのが平成2年なので、
建てられてから約52年経過した状態でした。

その圧倒的な存在感に影響されてインテリアの仕事に
就くことになりました。

漆喰の壁の色や、階段の手すりの木の艶感は、
まさしく長い年月を経過しないと
表れてこない貴重な質感でした。

ここで約10年間過ごせたことは、私にとっては
間違いなく大きな財産となっています。

関西学院大学、神戸女学院、大丸心斎橋店、
神戸旧居留地38番館、
京都四条大橋たもとの 東華菜館 などなど….
後になって ” あの建物もヴォーリズやったんか! ” 
と分かる度に、すっかり彼のファンになっていました。

個人的には、大きな商業施設もいいですが、個人の洋館が
より好きです。将来、時間と経済的な余裕ができれば
観て歩きたいと思います。

保存、管理、維持するのは大変なご苦労があると
思いますが、それまで頑張ってください。

シンキ  でした。

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