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ピアノスツール
2013.03.23
新着情報

こんにちは

偶然にも、同じ時期に2件、ピアノスツールの張替えの
ご依頼をいただきましたので、ご紹介します。

昨年末にソファーセットの張替えのご依頼をいただき
お部屋の様子が、がらりと変わったお客様。

今回は、ソファーに使った2種類の張り生地の内の
ひとつを使ってピアノスツールを張替えることに。

ネコ脚でとても雰囲気のあるピアノなので、
クラシックな柄がよく似合って、いい感じになりました。

2件目は、こちら

BEFORE

長年よくお使いになられたご様子で、
張生地が擦り切れて、内部のウレタンも
かなり落ち込んでいました。

1件目のスツール同様に、クラシックなネコ脚で
張替え作業にかかる日数もお待ちいただけるとの事で
少し雰囲気のある生地をご提案させていただきました。
それがこちら

イタリアのRUBELLI(ルべリ)社の生地。
RUBELLIは、高級家具の産地としても有名な
コモに自社工場を持ち、高い技術の凝った織り生地を
生産しているメーカーです。
敷地内には手織りの織機工場もあり、最高級の
ベルベット(ビロード)も作り続けています。

今回はその最高級のベルベットを張生地として使用。

オーダーしてから約2週間ほどで入荷してきましたが、
肌理の細かさ、触れたときの”しなやかさ”、上品な艶、
そしてなによりも色の美しさ。
やはり、本当に美しいものには感動がある! と感じました。

周囲を縁取るコードはフランスのHOULES社から
取り寄せました。

そして、仕上がってきたのがこちら

イタリアから家具を取り寄せようとすると、どうしても
船便で数ヶ月の日数を要しますが、生地の場合は
航空便の利用で、2~3週間で入荷します。

少しお時間をいただければ、ちょっと ”こだわり” の
材料を入手することが出来ます。

チェアーの張替えのほか、クッションや小物の
製作などの際に、お考えになられてみては…。

          シンキ  でした。

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