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ダイニングチェアー張替え Vol. 6
2013.05.04
新着情報

こんにちは

以前にクリニックを開院される際に、空間づくりの
お手伝いをさせていただいたお客様。
待合室などでお使いいただいているチェアーの
座面の生地に少し傷みが出てきたとの事で
今回、生地の張替えを施すこととなりました。
張替え前

 不特定多数の方がお掛けになる環境であることを考えると
木部フレームや背もたれなどは、ほとんど傷みもなく、
とても丁寧にお使いになられている様子がうかがえます。

でも、やはり座面は摩擦の頻度が高い故に、一般的に、
上の画像の破れのあるこのあたりに、傷みが
現れてきます。

 そこで、今回張替えの生地としてお選びしたのは
磨耗に対して比較的強い生地!

張替え後

以前と比べると、伝統的なクラシック柄で
落ち着いた色使いの張り生地を選ばれ
ちょっとシックな雰囲気に!
そして、新たな雰囲気になって、もとの場所に
戻ってきた状態がこちら

待合室の壁面が、いまでは貴重な美しい木目の
チーク材が贅沢にあしらわれており、その壁面との
バランスがとても落ち着いた感じになりました。

本来はダイニングチェアーなので、座面高が少し高いため
例えば小柄な女性の方が、お部屋で使われる時など、
足が地に着かず座り辛いというケースもあります。

そのような場面では、チェアーの脚部の先端を少しカット
して座面高を低くしたり、背クッションを置いたりして
お使いいただいています。

でも、こちらのケースでは、皆さん靴を履いておられる状況で、
しかも診察やお会計までの少しの待ち時間お掛けに
なられるだけなので、この高さが、立ったり座ったりする
には丁度適した高さで、使い易いご様子です。

実は、待合室には、メインのソファーセットが置かれているの
ですが、ご年配の患者さんは、そのソファーよりも
こちらのダイニングチェアーに座られるケースの方が多い
とのことです。 活躍している様子をお聞きして嬉しく思います。

そのソファーセットも含めて、クラシックな空間づくりを
されている、こちらのクリニックを次回もう少し詳しく
ご紹介したいと思います。

                    シンキ  でした。

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