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家族の仲間入り
2013.02.22
新着情報

こんにちは

2月9日付のブログでご紹介しましたソファー。

以前にこのソファーの生地張りのご注文を
いただいておりましたお客様の商品が、
先日ようやく入荷し、早速にお届けを
させて頂きましたので、ご紹介いたします。

最終的にご注文を頂く前に、お部屋に
お邪魔させていただき、実際に設置される
ご予定の場所で、お客様とご一緒に考えながら
レイアウト、サイズ、張り生地をお決め頂きました。

そして仕上がってきたのが、こちら

パープルのグラデーションを効かした糸が使われており
全体を見渡した時には、見る角度によっては、淡い紫に
見えたり、茶系の色に見えたりする表情のある生地です。

 生地張りはフルカバーリング仕様ですので、座面、背面は
もちろんですが、本体部分もカバーを取り外せば、ご自宅の
洗濯機で水洗いしていただけます。 
注) 生地によってはドライクリーニングが必要な生地もあります。 

座面内部の4層の異なるウレタンが、長時間座っても
疲れない座り心地を保ってくれます。

そして、待望のお部屋にお届けした様子がこちら

真っ白な壁面を背に配置することで
この生地の質感がより引き出されます。
脚部はダーク色とナチュラル色の2色から
お選び頂けるのですが、今回はダーク色を
選択。 床の色との濃淡をつけることで
メリハリ感を演出しました。

今回、たくさんある張り生地の中から、この生地にお決め頂くまでの
過程で、私が感じた ほほえましい 出来事をご紹介します。

張り生地をお選び頂く場面では、ご夫婦で、あるいは場合によっては
奥様にすべてを一任する! というケースがいままでは多かったの
ですが、こちらのご家族の場合は、3人のお子様もそのお選びになる
場面に揃っていてくれて、そして自分はこの色がいい! という意見を
かわいく少し遠慮がちに言ってくれて、またご両親もその意見にきちんと
耳を傾けるという場面がありました。

私は日頃から、家具はそれをお使いになられるご家族皆さんで
お選びいただきたい!と考えています。 
それが あだになって、まとまらない! というケースもありますが
それでも長く皆さんで一緒にお使い頂き、歴史を刻んでいくものは、
それを選ぶ場面も歴史に加えてほしいと感じるからです。

ちなみに、今回この張り生地をお選びになられたのは奥様。
ご主人は渋めの色使いの帆布を、一番上のお兄ちゃんは
オレンジ というそれぞれの意見だったのですが、最終的には
一番家に居る時間が長くて、ソファーが目に入る機会の
多い奥様(お母さん)の意見を取り入れようと! との男性陣の
考えで決まりました。

お母さんを思いやる優しいお気持ちと、そんな優しいこころを
ご主人やお子様に抱かせる普段のお母さんの愛情を
垣間見ることができて、とても ほほえましくて、
外は寒いですが、こころは、すっかり暖かくなりました。

3人のお子様の成長とともに、このソファーも
歴史を刻んでいってくれることを嬉しく思います。

               シンキ  でした

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